中小企業が地元の農漁業と組んで新しいマーケットへ参入する動きが活発になってきたようです。
日経ネット
建設業では他業種への参入はいち早く検討されてきましたが、介護福祉の分野への参入で箱物を建設というパターンが多かったように思います。
この記事では
『岡山県の建設会社は漁業関連団体と、地球温暖化の影響で浸食された砂浜の再生事業に乗り出した。低迷が続く地域経済の活性化だけでなく、海外市場の開拓にもつなげる。』
と紹介されています。
カキの水質浄化作用は近年大きく取り上げられており河川浄化などで活躍しているようですが、今回紹介されているのはカキ殻を粉砕し砂浜再生に供するとのことです。
私のウェブサイトでも紹介していますが、現状を打破し新しいことを始めるためには3つの『M』を変化させることを必要とします。
すなわち
Material=素材
Manufacture=工程
Market=市場
これらの一つまたは複数を変化させることで現状を突破し、新しい展開が見えてきます。
今回のケースではMaterial として地元にありふれたカキ殻を利用し、 Manufacture としてこれを粉砕し、新規のMarket 環境事業に結びついたという構図が浮かびます。
現実にはこれらの多くは学術レベルで研究が進められるものが多く、産学連携の重視を深めることが必要になってきていますね。
産学連携に関しては、各自治体を中心として新産業創出のお題目の元、活発に事業化されていますのでチェックしてみましょう。
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